日ごとに暖かくなり、桃の蕾がほころぶ季節となりました。まだ、朝晩が冷え込むこの時期、そんな寒さの中で咲く「ロウバイ」。
半透明の、まるで蝋細工のような黄色い花を咲かせます。甘い香りは、もうすぐ春だと告げに来てくれているようです。
ロウバイは、中国原産の落葉樹です。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに「雪中の四花」として、親しまれているそうです。

花の少ないこの時期に先駆けて咲いてくれるので、お庭に植えたり、生け花や茶花としても重宝されています。
ロウバイの花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」だそうです。人を慈しむ思い、そしてゆかしさを抱かせてくれるお花だそうです。
確かに、可憐な黄色い花や、ふわっと香る甘い香りが、私達の生活に「ゆとり」や「やすらぎ」を与えてくれますね♪

お庭に植える際には、根元に同時期に咲くクリスマスローズ等も植えると、一層華やかに楽しめると思います♪